AIとBIの違いについて学ぶ。
近年、AIの急速な発展によって、
「将来人間の多くの仕事はAIに取って代わられるんじゃないか」という話をよく耳にするようになりました。
AIによって人間の仕事が減るのは間違いありませんが、逆に言えば人間にしかできない仕事に集中できるので、労働生産性は飛躍的に改善されるでしょう。
モノは見方ですね!
さてさて、本日のメインテーマは、
「AIとBIの違い」です。
AIとBIは、アルファベットが一文字違うだけなので、よく混同されがちですが、実は大きな違いがあります。
この違いを知っておかなければ、AIや労働に関する議論をするときに、恥をかくことになるかもしれません。
事実、私は完全に勘違いしてて、ディベートの場で大恥をかいたことがあります(笑)
今日は勉強もかねて、AIとBIの違いについて書きたいと思います。
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1.AI(Artifical Intelligence)とは
「Artifical」=人工の
「Intelligence」=知能
これらの単語が直訳され、人工知能という呼ばれています。
AIで身近に感じるモノといえば、いま話題になってる将棋ですよね!
最近ではプロの中でもトップを走る方々が、AIに負かされる世界になってきました。
AIは、なぜここまで強いのでしょうか?
実はAIに元々将棋や囲碁の知識があったわけではありません。
それまで歴史的に積み上げられてきた膨大な対戦データをAIに学習させることにより、実力を身につけていくのです。
将棋や囲碁が進行する一つひとつの局面の中には、必ず「最善手」があります。
一番良い手って意味ですね。
AIは過去のデータを基に未来を予測し、その局面での最善手をはじき出します。
そのため将棋の早指しなどでは特に力を発揮します。
また、自動運転技術にもAIが活用されると言われていますよね。
運転技術の場合、AIが目の前にいる人々や車の動きを予測することで、アクセルやブレーキなどの判断を下せるようになるわけです。
これももちろん、過去の膨大なデータを学習させることで実現されます。
赤ちゃんが成長していくように、AIも進化の足を止めることはありません。
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2.BI(Buisiness Intelligence)とは
BIにおけるIntelligenceとは、知能という意味ではなく、分析というニュアンスが正しいと言われています。
BIは、企業に蓄積された膨大なデータを分析することで、人間の意思決定をサポートしてくれます。
最適な経営方針や売上予測などを示すことができるので、近年導入する企業は増加しています。
BIを活用することで、専門家でなくともデータを分析し、有力な判断材料を得ることができます。
また、部署ごとに独立してデータを保有させているような労働環境の場合、BIを導入することでそれらの情報をまとめ上げ、より高度で正確な分析を行うこともできるのです。
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3.AIとBIの違いとは
AIとBIの最大の違いは、
AIが自分自身で何かしらの意思決定を下すのに対し、
BIはあくまで人間のサポート的なポジションなのです。
そもそもできることが根本的に違うので、「労働の効率化」を一括りにしてしまうと、AIとBIを混同して議論することになってしまいます。
私がまさにそんな感じでした...本当にお恥ずかしい(笑)
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AIとBIの違いについて、理解していただけたでしょうか?
私自身もそんなに勉強しているわけではないので、またインプットしたことをここでまとめられればと思ってます。
それでは皆さん、また明日!