『ブランド人になれ!』を読んで
本日は、またまた読んだ本のレビューです。
今回私が紹介する本は、『ブランド人になれ!』
Twitterでインフルエンサーとして知られる田端信太郎氏の著書です。
少し前から話題になっていたので私も読んでみたところ、とても疾走感あふれる文章で書かれており、来年から社会人になる者として勉強になることもたくさんありました。
その中で私が特に感銘を受けた言葉をご紹介していきます。
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「新卒は何も知らない金魚だ」
20匹の金魚が泳いてでいる水槽がある。その真ん中に透明のアクリル板を入れ、片方に金魚を寄せる。その後、アクリル板を取り除いても、金魚はもう半分側の領域に行けないと思い込み、片側のみで生活し続ける。
この現象は、金魚鉢理論と呼ばれています。
田端さんはこの20匹の金魚を、
『企業の社員たち』に例えています。
つまり、既存の社員たちは長い時間その企業に勤めることで、固定概念に捕らわれ、新しい行動や挑戦をしなくなってしまうのです。
では、この状況を打開するためにはどうすればよいのでしょうか?
その答えは、新しい金魚を2,3匹加えることです。
新しく投入された金魚は「アクリル板がある」という固定概念がないため、金魚鉢中を自由に泳ぎます。
その後、それを見た他の金魚たちも自由に泳げるようになるそうです。
この新入りの金魚たちは、新入社員です。
知識や経験もなく、実務では失敗したり足を引っ張ることもありますが、
固定概念にとらわれず自由に仕事に取り組むことができます。
そして、そのような新人たちが上の世代を刺激し、組織は活性化するのです。
私は周囲を忖度してちぢこまったり、失敗を恐れてしまうところがあります。
でも、よく考えれば新入社員なんて失敗してナンボなので、チャンスがあればどんどん行動しましょう!
この話を聞いて、私は仕事をするのが少し楽しみになりました(笑)
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「サラリーマンはギャンブルし放題!多額の損失を出しても責任なし」
私の考えでは、サラリーマンって非常に不自由な立場で、上司の意見に逆らえず、自分から動くことはできないと思っていました…
田端さんは、これとは全く逆の話をしています。
つまり、サラリーマンとしてビジネスに失敗しても、損失は会社が被ってくれるので、ギャンブルのつもりで働け!ということです(笑)
聞いてみた感じハチャメチャな理論ですが、とても面白い観点だと思いました。
問題は、それを実行に移す気概があるかどうかってことですよね。
保身のために無謀な挑戦をせず、安定を重視するのも一つの考え方ではあると思います。
私個人としては、がぜん会社の後ろ盾を借りて、自分でバンバン挑戦していきたいと感じました。
損失を会社が被ってくれるなら、やらなきゃ損ですよね(笑)
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「ジャイアンのように歌え」
ジャイアンはみんなご存知のキャラクターですよね。
彼は友だちが多いので、時間を見つけては空き地で歌声を披露するリサイタルを開催しています。
彼の歌は超下手くそなので、誰も聴く耳を持ちません。
しかし、ジャイアンはそんなことを気にも留めず歌い続けます。
それは彼がプライドや羞恥心を捨て、歌うという行為に全力を注いでいるからです。
周囲の目を気にしたり、下手だからと自分を卑下したりしません。
これからの社会において、私たちは自分にしかない『価値』を持つ必要があります。
その価値を身につけるためには、周囲の目なんて気にしないで、全力で目標達成に励むこと。
私は心から、
「ジャイアンはなんてすごい人なんだ」
と改めて感心しました(笑)
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田端さんの話すことは、どれも私が人生の中で教わらない大切な教訓ばかりでした。
少しずつでも自分の行動に移して、ブランド人になるために道を歩みたいですね。
1回しかない人生を全力で楽しましょう(笑)
それではまた明日!
皆さんも興味があったら、ぜひ読んでみてください!
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