4流就活生が資産運用してみた。

私の資産運用や就職活動、日常などを皆さまに書き殴るブログです。

堀江貴文氏の『これからを稼ごう』を読んで

堀江貴文氏の新著書『これからを稼ごう』を読み終えました。

 

 

本稿では、この著書の中で繰り返し主張されている2つの言葉について、意味や私なりの解釈をご紹介します!

 

 

「お金は変わる。そしてなくなる」

 

この一文をパッと見て率直に、

『なに言ってんだこの人』

と思ってしまったのは私だけじゃないはず。

(本当にスミマセン)

私なりの解釈を述べていきますね!

 

私たちは、国が発行する紙幣を「お金」だとみなし、生活しています。

ではそもそもなぜ、おっさんが印刷されただけの紙切れに価値があるのでしょうか?

それは国家である日本が紙幣を刷り、モノやサービスと交換できるという価値を保証しているからです。

だから私たちは、一万円札に1万円の価値があると信じることができます

 

ではもし、日本という国家の運営が立ち行かなくなり、滅んでしまったらどうなるのでしょうか?

仮にそうなれば、日本円は価値を失い、本当の紙切れになるでしょう。

 

私たちは日々、福沢諭吉が印刷された紙切れに、1万円分の価値があると思い込んでいます。

しかし、この本を読んで、実はそれが大きな過ちであると気づきました。

 

一万円札に1万円分の価値があるのは、

ただ皆にそう思われてるからってだけの理由なんです。

 

だから、もし皆が『一万円札に1万円の価値はない』と思い始めたとしたら、本当に一万円札は価値を失うことになります。

 

キャッシュレス化が進み、仮想通貨という概念が現れた今、私たちはお金に対する思い込みを改め、お金の本質を見極める必要に迫られています。

 

 

「いつまで君は円建てで人生を考えているんだろう?」

 

仮想通貨が誕生によって、莫大なお金を得た人たちがいます。

その一方で、大損こいて泣き寝入りしている方もいるでしょう。

 

この現状をみて分かる通り、仮想通貨は現状のところ、『投機の対象』としかみなされていません。

本来は通貨(currency)であるにも関わらず、ギャンブルの一種としか思われてないのは可哀そうですね(笑)

 

ですが堀江氏は著書の中で、

「仮想通貨が世の中に浸透するために、最初は投機の対象になる必要があった」と語っています。

つまり、通貨が通貨たる役割を果たすためには、まずその存在が世に知れ渡る必要があったのです。

それを踏まえると現状、仮想通貨のマーケティングは大成功を収めたというところでしょうか、、、

 

仮想通貨はやっとこさ世界中に認知され、実際に通貨として使われ始める!というスタート地点に来ようとしてるのです。

 

多くの日本人は、お金について考えるとき、日本円と結び付けた思考しかできません。

つまり、損得勘定から抜け出すことができないのです。

それは私たち日本人が幼いころから使いなじんでいる日本円を、圧倒的に信頼しているからです。

 

しかし、お金の概念が曖昧になりつつある今、『お金=日本円』という固定概念を持ち続けるのは危険です。

持っている通貨の増減に惑わされず、いかに自分のを増やすかという視点を持たなければ、一生お金に支配されたまま生きる羽目になるかもしれません、、、

 

 

堀江さんの著書は、本当に切り口が斬新で、それが初心者でもわかりやすいように書かれているので、とてもオススメです。

 

興味を持たれた方は、ぜひ読んでみてくださいね!

これからを稼ごう: 仮想通貨と未来のお金の話

これからを稼ごう: 仮想通貨と未来のお金の話

 

 

それでは、また明日〜