堀江貴文氏の『これからを稼ごう』を読んで
堀江貴文氏の新著書『これからを稼ごう』を読み終えました。
『これからを稼ごう』、面白すぎて3時間ぶっ通しで読み続けました。お金に対する固定概念を刷新するのに、この本は必読です。#これからを稼ごう pic.twitter.com/UDXuZ4U55K
— 4流就活生@就活ブロガー (@ron_investor) 2018年7月19日
本稿では、この著書の中で繰り返し主張されている2つの言葉について、意味や私なりの解釈をご紹介します!
・
・
・
「お金は変わる。そしてなくなる」
この一文をパッと見て率直に、
『なに言ってんだこの人』
と思ってしまったのは私だけじゃないはず。
(本当にスミマセン)
私なりの解釈を述べていきますね!
私たちは、国が発行する紙幣を「お金」だとみなし、生活しています。
ではそもそもなぜ、おっさんが印刷されただけの紙切れに価値があるのでしょうか?
それは国家である日本が紙幣を刷り、モノやサービスと交換できるという価値を保証しているからです。
だから私たちは、一万円札に1万円の価値があると信じることができます。
ではもし、日本という国家の運営が立ち行かなくなり、滅んでしまったらどうなるのでしょうか?
仮にそうなれば、日本円は価値を失い、本当の紙切れになるでしょう。
私たちは日々、福沢諭吉が印刷された紙切れに、1万円分の価値があると思い込んでいます。
しかし、この本を読んで、実はそれが大きな過ちであると気づきました。
一万円札に1万円分の価値があるのは、
ただ皆にそう思われてるからってだけの理由なんです。
だから、もし皆が『一万円札に1万円の価値はない』と思い始めたとしたら、本当に一万円札は価値を失うことになります。
キャッシュレス化が進み、仮想通貨という概念が現れた今、私たちはお金に対する思い込みを改め、お金の本質を見極める必要に迫られています。
・
・
・
「いつまで君は円建てで人生を考えているんだろう?」
仮想通貨が誕生によって、莫大なお金を得た人たちがいます。
その一方で、大損こいて泣き寝入りしている方もいるでしょう。
この現状をみて分かる通り、仮想通貨は現状のところ、『投機の対象』としかみなされていません。
本来は通貨(currency)であるにも関わらず、ギャンブルの一種としか思われてないのは可哀そうですね(笑)
ですが堀江氏は著書の中で、
「仮想通貨が世の中に浸透するために、最初は投機の対象になる必要があった」と語っています。
つまり、通貨が通貨たる役割を果たすためには、まずその存在が世に知れ渡る必要があったのです。
それを踏まえると現状、仮想通貨のマーケティングは大成功を収めたというところでしょうか、、、
仮想通貨はやっとこさ世界中に認知され、実際に通貨として使われ始める!というスタート地点に来ようとしてるのです。
多くの日本人は、お金について考えるとき、日本円と結び付けた思考しかできません。
つまり、損得勘定から抜け出すことができないのです。
それは私たち日本人が幼いころから使いなじんでいる日本円を、圧倒的に信頼しているからです。
しかし、お金の概念が曖昧になりつつある今、『お金=日本円』という固定概念を持ち続けるのは危険です。
持っている通貨の増減に惑わされず、いかに自分の富を増やすかという視点を持たなければ、一生お金に支配されたまま生きる羽目になるかもしれません、、、
・
・
・
堀江さんの著書は、本当に切り口が斬新で、それが初心者でもわかりやすいように書かれているので、とてもオススメです。
興味を持たれた方は、ぜひ読んでみてくださいね!
それでは、また明日〜