仮想通貨の証拠金取引に手を出してはいけません。
日本仮想通貨交換業界は、仮想通貨市場における証拠金取引の最高倍率を、
従来の25倍から4倍に引き下げる方針を発表しました。
証拠金取引とは、自分が所持している金額に一定の倍率をかけて取引することです。
つまり従来の証拠金取引を行うことで、
100万円の元手で2,500万円の取引をすることが可能でした。
しかし、この25倍という倍率は、FX(外国為替取引)で行われている証拠金取引のルールを援用していたにすぎません。
仮想通貨のボラティリティ(変動率)は極めて高く、1日で数十パーセントの値動きがあることもめずらしくないため、多くの破産者や自殺者が出ていると思われます。
そこで証拠金取引の倍率を4倍に引き下げることで、多額の損失を出す投資者を保護する方針が打ち出されました。
実際に適用されるのは1年後とのことです。
・
・
・
仮想通貨の証拠金取引は、極めてリスクの高い投機です。
しかし、従来のFXや先物取引と異なり、
仮想通貨市場には多くの「投資初心者」が参入しています。
彼らが安易に仮想通貨の証拠金取引を行えば、破産者や自殺者が出ることは免れないでしょう。
今年の1月には仮想通貨最大の暴落がありましたが、一体どれだけの自殺者が出たのか想像もつきません、、、。
投資者の立場を保護するためにも、倍率の引き下げは一刻も早く行うべきというのが個人的見解です。