就活史上最も奇怪な就活生『彼』の話
どうも〜4流就活生のユウトです!
本日は自分の就活史上最も面白かった、
とある就活生『彼』のお話をしたいと思います。
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これは私が初めてグループ面接を受けた時の話です。
グループ面接とは、複数の就活生が共に同じ面接を受けるやり方であり、多くの企業が採用している選考方式です。
面接官2人と就活生4人のオーソドックスなグループ面接でした。
その中でひときわ異彩を放っていたのが、
4人のうちのひとりである『彼』でした。
尋常じゃないほどの肩周りのフケ、
スーツはしわくちゃで髭はボーボー、
極め付けにadidasの黒色スタンスミスを履いていました。
なんでスニーカーちょっとオシャレやねん
ちょっと欲しいと思っちゃいました。
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面接がスタートし、初めは会話形式の質問が多く、おだやかに進んでいきました。
そしてついに、
自己PRを発表する瞬間がやってきました。
グループ面接の最も大きな障壁ですよね(笑)
面接官が学生を値踏みする質問でもあるので、私もかなり緊張しながら答えました。
私を含む3人が答え終わり、
ついに『彼』にバトンが回ってきました。
彼『私の強みは、ねばり強さです』
彼『私は陸上部に所属しており、1年生の初めての大会前にケガをしました』
面接官『ほうほう』
彼『そこで私は大好きなお酒をやめて、粘り強く足の治療に専念することにしました』
面接官『うんうん...ウン?』
面接官を含む全員がピクリと身体を動かしました。
彼『以上です』
面接官『えっと、、、ツッコミたいことはいっぱいあるんだけど、君自身はお酒をやめただけなの?』
彼『いえ、お酒をやめるだけでなく、お野菜をたくさん食べました』
面接官2人『ほぉ.....』
まるで面接官の神経を逆なでするような答えを出す『彼』を、私たちは固唾を呑んで見守りました。
面接官『それで、足の方は大丈夫だったの?』
彼『いえ、結局治らなかったので大会に出れず、悔しくて涙を流しました』
出れんかったんかい
そしてそれ、ほんまに悔しかったんかい
というか今思い返せば、
粘り強さというテーマに少しもカスっていないような、、、
世の中にはいろんな人がいるので、
面接中に笑ってしまうのだけは気をつけましょう。
それでは、また明日〜