4流就活生が資産運用してみた。

私の資産運用や就職活動、日常などを皆さまに書き殴るブログです。

面接で号泣したら内定をいただいた話

私がとある証券会社の面接を受けたときの話です。

 

面接を担当していただいた方はかなりの強面で、雰囲気からして圧迫感が漂っていました。

(スミマセン、、、)

 

証券会社の選考では、

何よりも『志望動機』『人柄』が重視されます。

志が弱いとすぐに心が折れてしまいますし、顧客に自分を売る職業なので、人から好かれやすい人柄だと評価が高くなります。

 

この面接でも志望動機をとにかく深く掘り下げられました。

 

私はほとんど準備をせず面接に臨んだので、

話した志望動機はほぼ全否定されました。

 

・『営業マンとしてトップセールスになりたい』

ウチじゃなくてもできるやろ

 

・『御社は〇〇業務が強く、私もその業務に携わりたい』

ウチより〇〇が強い証券会社あるやん

 

・『厳しい環境の中で成長し続けたい』

その程度の志じゃ、間違いなくすぐ辞めるで

 

などなど....例を挙げれば枚挙に暇がないほど、とにかく否定されました。

 

 

ただ私は心の中で、

 

『この社員はタダ者じゃない、

この人みたいな営業マンになりたい』

 

と燃え盛るように思いました。

 

いくら否定されても、いくら怖くても、

私は絶対に彼から目線を離さずに話を聞いていました。

 

彼は私の真剣な態度を見て、

証券営業の厳しさや辛さを話してくれました。

 

同期の社員と比べられて、

ノルマを達成できないと『できない扱い』され、

仕事が回されなくなること。

 

顧客のところにいくら訪問して頼み込んでも、

ただ怒鳴られて追い返されること。

 

やっと金融商品を買ってもらうことができたのに、

その商品がすぐに暴落して、

大事な顧客との信頼関係を失ったこと。

 

彼自身、入社して長い間成績を上げられず、

何度も仕事を辞めようと考えて、

それでも踏ん張り続けたこと。

 

彼から発せられるオーラや雰囲気は、

すべてそれらの試練を乗り越えてきたからこそだと、

私は確信しました。

 

その話を聞いた後、

なんと私は感極まって

号泣してしまったのです。

 

 

精神が脆い人間だとバレれば間違いなく

内定は取れないと思い、

必死に涙を隠そうとしましたが見事にバレました。

 

しかし、彼は私が泣いているのを見て、

 

『君の人間味はとても魅力だ。

ウチはそういう人間が欲しい』

 

と言ってくれました。

 

その後、

次の面接で無事に内定をいただくことができました。

 

その人がアツイ人間だったということもありますが、

人事の方々は間違いなく『就活生自身の本質』みて

評価しようとしてくれます。

 

ただ、就活生自身が自分の人間性を殺してしまえば、

評価できるモノもできなくなります。

 

あらゆる場面で自分の人間味をさらけ出せる人は、

周囲の人から気に入られますし、仕事でも成功します。

 

私は偶然にも本気で感動しただけでしたが、

評価してくれたのはやはり素直さだと思いました。

 

これからの就職活動で面接を受ける方々、

 

型にハマりすぎて、自分を出せないなんてことは

絶対に避けてください。

 

あなたの人間性をきちんと評価してくれる人は、

必ずいます。

 

 

 

それでは、また明日〜

 

 

 

 

あ、ちなみにその企業の内定はお断りしました。

(ほんとに申し訳アリマセン、、、)